えほんzineねっこ vol.5
¥880
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2025年7月4日から7日まで開催された『えほんZINEねっこ vol.5「巣立ち」刊行記念 ねっこ祭り』。このお祭りのきっかけとなった号です。(1号目は残念ながら売り切れです。)
〇Vol.5 特集 巣立ち
ある時、図書館で鳥の巣に関する本をみつけました。そこにはさまざまな形をした巣がいくつも絵になりあって、その数と種類に驚き、たのしくて美しくて魅了されました。
そこで育まれるものも、そこからまだ見ぬさきへ旅立っていくことも、摂理であると同時に物語がともにあってもっと知りたくなり、慌てて「鳥の巣」と検索にかけ数冊を借りて帰ったのでした。
どうして今自分はここにいるんだっけ、毎日こんなにも近くにいる子どももいつかわたしのもとを離れるのだろう。だれもが今のままではなく変わっていくこと、成長していくことは当たり前でありながらも実はすごいことで、ひとつも同じ軌跡のないことを子どもと過ごすなかあらためて感じています。
あの時が自分にとっての…と、過ぎた一遍を思っては、断言するにはうーんと頭を抱えてしまう。もしかしてまだ巣立っていないかもしれない、とすら思い始めたあたりで、みなさんに聞いてみたくなりました。「巣立ち」に何をおもいますか。
「せんぱいといっしょ」 手差ユニッツ
「花もよう 水玉もよう」 うえのよう
「映画のなかの巣立ちの話」 鶴谷聡平
ねっコラム 「巣立ったのかどうなのか」 菊竹まいこ
「巣立ちの背守り」 大川枝里子
◯連載
「東京からオランダのちいさな街に移り住みました 」 村井真実
「あの日の絵本日記」 井尻貴子
「絵本と手しごと」 山上かさね
「かっぱ橋亀吉の アートdeてつがく」 かっぱ橋亀吉
「コモドドラゴンとアート散歩」 宮村周子
「ねっこだからねこ」 菊竹寛
「MAHOU NEKKO MEMO」 朝光ワカコ
「耳をすます体操」 しいねはるか
書名:えほんzineねっこ Vol.5
特集:巣立ち
発行人:菊竹真依子
発行所:『疾駆/chic』編集部(YKG Publishing)
企画 編集:菊竹真依子
レイアウト:苅谷涼子
表紙 Artwork:朝光ワカコ
A5 表紙リソグラフ印刷 手製本/ 全52ページ
定価:880円(本体800円 + 消費税)
【配送について】
7月21日にスマートレター(210円)にて発送予定です。
【販売期間】
2025年7月15日19:00-7月19日23:59
https://aprilshop.thebase.in/categories/6596416
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【えほんzineねっこについて】
編集者の菊竹真依子さんによる、不定期で刊行される読み物です。
こどもにまつわることが多く取り上げられていますが、
どんな人にも開かれている(私のようなこどものいない大きなこどもにも)、
懐の深い、暖かい本です。
この本を読むと、広い世界を感じながらも、自分の小さな周りの世界も愛おしく思えます。
ねっこ祭りを開催する上で、真依子さんに文章をいただきました。
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刊行したのは今から2年前。今回で5冊目となりました。手元に近く毎日くりかえされる光景からうまれることと、まだ見たことのない知らないことの双方を手繰り寄せていきたいという気持ちがあり、むすめからヒントをもらった「ねっこ」というネーミングはぴったりでした。
「悠々とひろがるだいじなこと、はじまりのはじまりのような楽しさ。」
そう言葉にしてZINEづくりをはじめてみると、思ってもみない景色が広がっていたというのが今の実感です。
絵本、とタイトルにつけたのは絵本の持つだれもが集える場所であること、そっととなりにある存在感に憧れたことと、絵本に纏わる内容を織り交ぜたい思いがありました。
だれもが子どもであったこと、みんなにねっこがあること、当たり前ですがそんなことに立ち返る制作でもありました。
印刷も製本も自分でやってみると一筋縄ではいかないながらもまた楽しくて、日々の時間の一遍に編み物を編むようにかたちにできるのだったらと、いまだ冒険のような気持ちで制作しています。
今回、このZINEをかたちづくるそれぞれ自身のねっこ、制作過程のねっこに集まってもらえた気持ちでいます。ぜひ、いっしょにおまつりを楽しんでいただけたら嬉しいです。
販売期間
2025年7月15日 19:00 ~ 2025年7月19日 23:59
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
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