2025年7月4日から7日まで開催した『えほんZINEねっこ vol.5「巣立ち」刊行記念 ねっこ祭り』。その際に展示された山上かさねさんによる「ねっこ人形」です。
こちらは昨年企画されたオリジナルのお人形なのですが、新たに作ってくださいました。
お好きなお人形をお選びください。

以前作られた時のエピソードを引用させていただきます。

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今回オリジナル人形企画で、菊竹さんとイメージのすり合わせをした際に、かわいいけどかわいいだけではない、チェコのアニメーションのようなどこか影のあるかわいさ、そんなお人形はどうだろう？と話し合い、えほんZINEねっこの表紙などに度々登場する本から根っこが生えたロゴマークを、わたしなりにお人形にしてみました。

表紙や中の紙は、zineの制作過程での余剰紙を頂きました。
ねっこ部分が自在に動かせるので、座らせたり、本などに挟んだり、頭のねっこ部分をどこかに引っ掛けることが可能です。（山上かさね instagramより）

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【サイズ】ねっこは自由自在に動くので現時点でのサイズです。
A: 約20x10x8cm
B: 約17x14x7cm
C: 約17x12x8cm
D: 約20x10x5cm

【配送について】
7月21日に発送の予定です。
配送の手配が取れましたら、改めてお知らせをさせていただきます。

ゆうパック（60サイズ）
北海道・九州　1410円
東北・関東・信越・北陸・東海　880円
近畿　990円
中国・四国　1150円
沖縄　1450円

【販売期間】
2025年7月15日19:00-7月19日23:59
https://aprilshop.thebase.in/categories/6596416

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【えほんzineねっこについて】
編集者の菊竹真依子さんによる、不定期で刊行される読み物です。
こどもにまつわることが多く取り上げられていますが、
どんな人にも開かれている（私のようなこどものいない大きなこどもにも）、
懐の深い、暖かい本です。
この本を読むと、広い世界を感じながらも、自分の小さな周りの世界も愛おしく思えます。

ねっこ祭りを開催する上で、真依子さんに文章をいただきました。

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　刊行したのは今から2年前。今回で5冊目となりました。手元に近く毎日くりかえされる光景からうまれることと、まだ見たことのない知らないことの双方を手繰り寄せていきたいという気持ちがあり、むすめからヒントをもらった「ねっこ」というネーミングはぴったりでした。

　「悠々とひろがるだいじなこと、はじまりのはじまりのような楽しさ。」
そう言葉にしてZINEづくりをはじめてみると、思ってもみない景色が広がっていたというのが今の実感です。

　絵本、とタイトルにつけたのは絵本の持つだれもが集える場所であること、そっととなりにある存在感に憧れたことと、絵本に纏わる内容を織り交ぜたい思いがありました。
だれもが子どもであったこと、みんなにねっこがあること、当たり前ですがそんなことに立ち返る制作でもありました。

　印刷も製本も自分でやってみると一筋縄ではいかないながらもまた楽しくて、日々の時間の一遍に編み物を編むようにかたちにできるのだったらと、いまだ冒険のような気持ちで制作しています。

　今回、このZINEをかたちづくるそれぞれ自身のねっこ、制作過程のねっこに集まってもらえた気持ちでいます。ぜひ、いっしょにおまつりを楽しんでいただけたら嬉しいです。